SDSジルコニアインプラント

 

  ヨーロッパでは二酸化チタンは使用禁止 チタンを使用した商品  
二酸化チタンは白色の着色料として、カラフルな菓子の色下地や白の着色、日焼け止めなど化粧品やサプリメント等に使用されています

 

 

二酸化チタン禁止 欧州委員会(EC)が、2022年から食品添加物
二酸化チタンの使用禁止が承認されたことを発表

欧州委員会(EC)では2022年1月14日、食品添加物としての二酸化チタン(E171)の使用禁止が採択されました。
 二酸化チタンは、ホワイトチョコレートやチューインガム、食品サプリメント、スープ等多くの製品に白色の着色料として使用されており、ヨーロッパでは以前から二酸化チタンの毒性実験の結果より危険性が高いとされフランスではすでに2020年1月から二酸化チタンを含む食品の販売は禁止されていました。
ECの提案は欧州食品安全機関(EFSA)による科学的意見に基づいたもので、特に遺伝毒性の懸念が否定できないことから二酸化チタンを食品添加物として使用する場合、もはや安全とは言えないと結論づけています。
食品はもちろん生体材料としての膝や股関節のチタンプレートも次々と使用禁止になっています。

 

従来日本の歯科ではインプラントはチタン製であることがほとんどでしたが、今後歯科、整形外科領域でもチタンの使用は無くなることは間違いありません。
上記もふまえ、当院では以前より口腔内に使用する材料として、患者様の安全と長きにわたる健康維持を考慮しインプラントの材料にジルコニアを使用しています。ジルコニアインプラントの詳細は下記をご参照ください。
またすでにチタン製のインプラントを埋入されている方からのご相談も承りますのでお気軽にご相談ください。

 

 

◆チタンに対する各国の動き◆

 

■ 2020年からフランスでは食品に対するチタン粒子の添加を完全に禁止しています。

■ アメリカ、ハワイ州では数年前から日焼け止めの使用(チタン添加)を禁止しています。

■ 健康増進国の欧州ではチタンは使用規制を既に開始しています。

■ 最新の医療情報が日本に入ってくるのは約10年遅れという医療界の暗黙の常識があります。10年後の医療界からチタンは消滅することを有識者は予測しています。

 

 

◆チタンではなくジルコニアであるべき理由◆

歯科・整形(外科)におけるチタン粒子の有害性
 

■ インプラントに使われているチタンは、食品・化粧品・日焼け止めなどにも添加されています。
日常的に体にとりこまれて、すでに日本でも アレルゲンとなっています。
■ 周辺の骨の炎症を引き起こします。
■ インプラント歯周炎や人工関節のルーズニング(骨との固着性が弱くなりゆるむ)を起こします。
■ 全身に暴露すると免疫をかく乱し、炎症、遺伝子障害性、代謝障害、そして発ガンの発現に関わります。
■ チタンそのものが電磁波を集めやすい素材です。
■ 発熱して周囲組織の破壊を起こすことが報告されています。(長時間の携帯電話の使用によるチタンインプラントの温度上昇は30分で約4℃)
■ チタンインプラントの表面にニッケルが混在していることが多く、ニッケルアレルギーの関連も示唆されています。

 

 

◆従来のインプラントについて◆

 

インプラントは、隣在歯を傷つけず、耐久性があり、審美的・機能的にも優れた治療です。補綴方法の中でもっとも自分の歯に近く、新しい自分の歯として地位を取得してきた療法です。その反面、現在の日本で多く使用されているチタンインプラントは、金属アレルギーやインプラント周囲炎を引き起こすというデメリットがあります。

 

 

 

インプラントイメージ写真1

 

 

 

 

◆チタンの恐怖からの脱却◆

チタンの恐怖からの脱却

 

◆安全性の高いジルコニアインプラント◆

 

当院では、インプラントのリスクをよりゼロに近づけるため、SDSジルコニアインプラントを採用しています。SDSジルコニアインプラントとは、スイスのDr.ボルツにより開発された人工ダイヤモンドのインプラントです。今までのインプラントシステムにはない多くの利点を備えています。 スイスで研鑽を積んだ院長が執刀を行います。

 

インプラントイメージ写真2

 

Dr.ボルツと佐藤院長

Dr.ボルツと佐藤院長

 

 

◆メリット1:アレルギーリスクがなく体に優しい◆

インプラントイメージ写真3 

ジルコニアインプラント

耐熱性、耐食性、耐久性が高い上、アレルギーのリスクはありません。また、生体親和性(体になじみやすい)に優れています。
歯科検診でポケットをプローブといわれる器具で測りますが、ジルコニア部位にはプロービングは行いません。ジルコニアは歯肉とダイレクトに生着するからです。

  インプラントイメージ写真4 

チタンインプラント

チタンは金属アレルギーを起こしにくいと言われていますが、すでに危険な存在と考えなければなりません。また口腔内の重金属は、唾液に溶けたり、気化することで体内へ悪影響を及ぼす場合があります。

 

 

 

 

◆メリット2:インプラント周囲炎のリスクが少ない◆

 

SDSジルコニアインプラントの場合、表面には歯垢が極めてつきにくく、通常の歯ブラシだけで簡単に落とすことができます。またチタンと違い、ジルコニアは歯肉との結合が強固であるため、歯肉ポケットの形成が起こりにくいという特徴もあります。

 

インプラントイメージ写真5

 

チタンはフッ素に触れると腐食し、歯垢が付着しやすい状況を作り出します。それにより細菌が増殖し、インプラント周囲炎のリスクが高まるのです。そこでチタンインプラントの場合は歯周病の治療、歯科でのメンテナンス、セルフケアが予後とても重要となります。

インプラントイメージ写真6

 

 

◆メリット3:審美性が高い◆

 

インプラントイメージ写真7

アバットメントもすべて自然な白色なので、仮に歯肉が後退しても目立たず審美性に優れています。

  インプラントイメージ写真8

歯肉が薄いと金属色が透けて見えたり、年齢とともに歯肉が後退した際、チタン部分が露出することがあります。

 

 

 

◆より安全で確実なインプラント治療を行うために◆

 

3DCT撮影装置によるシュミレーションと、咬合・全身状態の健全性チェック

 

インプラントはご自身の歯を失った部位に埋入します。全ての治療に言えることですが、なぜ失ってしまったのか?その原因を理解せずに治療されると、最良の治療でも満足な結果となりません。咬合状態を加味しない治療はいわゆるインプラントロスの状態になります。
失った部位にただ埋めればよいという治療ではありません。咬合状態・全身局所の免疫の健全性こそが重要となります。

当院では、大学病院に導入実績の高い、日本製の3DCT撮影装置を院内に完備しています。治療開始前に3次元的にシミュレーションを行った上で実際の治療を始めることができ、この検査をもとに、インプラント治療が可能かどうか、また口腔内全体の状態に問題はないかなどを詳しくご説明させていただきます。また全身状態の確認も同時進行で行い、必要に応じてプレコンディショニングを行います。

 

3DCT撮影装置

3DCT撮影装置

 

レントゲン写真

実際のCT画像

 

 

◆万全の滅菌体制◆

 

インプラントは外科手術となりますので、手術の際の滅菌体制が非常に重要です。当院ではインプラント手術は、個室の手術室にて行います。
器具はすべて完全滅菌をし、滅菌ガウンを着用。細心の注意を払いながら、大学病院レベルの滅菌体制で手術を行っています。

インプラント手術写真

 

 

◆費用◆

 

インプラントは自費治療となります。費用については 自費診療料金表ページ にてご確認ください